【観賞】機動戦士ガンダムTHE ORIGIN Ⅲ -暁の蜂起-
にこにーです。
5/5から期間限定で、機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅵ -誕生赤い彗星-が公開されました。
そこで今回は、3話にあたる、暁の蜂起を観賞しました。
キャスバルからエドワウ。そしてシャアへ
1話「青い瞳のキャスバル」では、幼少時代、ジオン・ズム・ダイクンの長男として、キャスバル・レム・ダイクンとして生活していましたが、派閥争いに巻き込まれサイド3をあとにしました。
2話「哀しみのアルテイシア」では、妹とともに地球へ逃れ、エドワウ・マス、セイラ・マスとして資産家の養子となり生活をします。
3話「暁の蜂起」で、ついにキャスバルは、シャア・アズナブルとなり、ジオンの士官学校へと通い始めます。
2話の後半、テキサスコロニーに移住した時に知り合った自分そっくりな青年シャア・アズナブル。そして届く母の訃報。
他者を巻き込むキャスバルの復讐劇はここから始まるのでした。
シャアが士官学校への入学が決まった時から、計画は始まっていた?
エドワウは、士官学校入学のためサイド3に向かうシャアと共に、ステーションに向かいます。
そこで、シャアの荷物に拳銃を仕込み、手荷物検査をパスできなくします。
そして検査の身代わりを引き受けて、自分がシャアとなります。
エドワウとなったシャアが乗り込んだシャトルは、キャスバルを狙うザビ家の攻撃にあい、シャトルの乗客とともに爆破されます。
エドワウは、自分のシャトルが攻撃されることを知っていて、わざとシャアと入れ替わりを申し出て、まんまと新しい人生を手に入れるのでした。
なんと恐ろしい男でしょう。
なにも知らずに、エドワウをいい奴だと思っていたシャアはほんと可愛そう。。
士官学校では、ガルマとともに首席
士官学校に入ったシャアは何をやってもパーフェクトな優等生。
一方ガルマは、運動は苦手な印象。
ある日、登山訓練で、快調に進むシャアに体力のないガルマも喰らい付こうとしますが、足を滑らせて、崖下に転落してしまいます。
シャアはここぞとばかりにガルマを手にかけ・・・ずに、救い出します。
このことがキッカケで、2人は急接近します。頭脳的に指揮をとるガルマと最前線で陽動を得意とするシャアのコンビは、連邦軍との模擬演習でも息ピッタリでした。そうして2人は軍人としても成長していきます。
連邦の横暴が招く市民の反連邦運動
ある日、サイド3の港で連邦の巡洋艦が、コロニーに衝突する大きな事故がおこりました。
それがきっかけで、国内では、反連邦のムードが高まって、デモが起こるようになります。
連邦軍は、市民の運動を避難し、弾圧するようになりました。
連邦軍が市民を弾圧するニュースを目にしたシャアは、ガルマを焚き付けて、連邦軍駐屯地する作戦を持ちかけます。
ビビるガルマにシャアはこう言います。
「君は自分の手で歴史の歯車を回してみたいと思わないのか?」
その言葉でガルマは作戦の決行を決意します。
そんな中1人の人物が、シャアの存在に気づきます。
元ルームメイトのリノです。
リノは、シャアをキャスバルだと気づき、シャアのトレードマークであるマスクを贈ります。
学生達の蜂起
模擬戦同様に、ガルマが後方から指揮を執り、前線ではシャアが次々と連邦軍の主要なポイントを制圧していきます。
そんな中シャアは、唯一自分の正体を知るリノに連邦軍の戦車を奪うよう指示します。
そして、その戦車を仲間に攻撃させ、リノを抹殺します。
シャアと入れ替わった時同様、自分を知るものを生かしておかない、シャアのしたたかさ、冷酷さを感じる瞬間でした。
作戦は、シャアが連邦軍司令官を降伏させて無事終了し、後に暁の蜂起と呼ばれた出来事は、ジオンを独立へと推し進めていくのでした。
まとめ
今回は、キャスバルがいかにして、シャア・アズナブルとなったのか、そして1stガンダムで触れていたシャアとガルマの士官学校時代や2人の関係性が描かれていました。
また、シャアのトレードマークであるあのマスクの由来などもわかりました。
モビルスーツに乗っていなくてもシャアはシャア。カッコイイですね。
みなさんも是非、Amazonプライム・ビデオでチェックしてみてくださいね。